こんにちは。ビザ子です。
このブログは、週3回(月・水・金)朝10時の更新を目標としています。
(↑はあくまで目標であって、現実とは異なります。)
さて、前回は追加マウスピースを受け取った日のことまで書こうと思っていたのですが、シュールストレミングの話が長くなりすぎて書ききれなかったので、今回続きを。
ちなみにこちらが前回のブログ。
追加マウスピースの受け取りへ
10月頭にiTero Elementで歯型スキャンしてから約2週間。
やっと追加マウスピースを受け取れる日が来ました。
追加マウスピース自体は1週間ほどで歯科医院に届いていたのですが、ビザ子の都合が合わず、1週間待っての通院となったのでした。
歯科医院に行くと、歯科衛生士さんから
今日はアタッチメントの修正などがありますので、30分ぐらいかかると思います。
と告げられました。
(“アタッチメントの修正”はわかるけど、“など”とは…?)
と若干引っかかるものを感じました。
が、この1年10カ月でインビザラインに関することはだいたい経験したと思っているので、そんなに驚くようなことはされないだろうと思い、気楽に構えていました。←フラグ…?
“アタッチメントの修正など”
診察台の上で待っていると先生がやってきて、
こんにちは。
じゃあ、ちょっとお口を開けてください。
ふぁい
何をするのか説明してくれませんでしたが、新しいマウスピース(の説明書?)とビザ子の歯を見比べてチェックしているようでした。
よし
じゃ、今回アタッチメントが追加になっているので装着していきますね。
ふぁい
まずはテンプレートのようなものを歯に当ててアタッチメントの装着位置を確認。
該当箇所の歯の表面を磨いた後、アタッチメントの材料(樹脂?)を載せて、その上から型のようなものを押し当て、光のようなものを当てていきます。
これ、かなり強い力でグイグイ押されるのでちょっと痛いんですよね。
けど、こうすることでアタッチメントが正しい位置にしっかり固定されるのだと思い、ガマンガマン。
あ、ちなみに上記はビザ子が「たぶんこういうことがされているんだろう」と想像した内容です。
タオルで視覚が封じられているため、聴覚(先生と歯科衛生士さんの会話、機械の音)と触覚から想像しています。
ボタン取って。
はい。
(ボタンとは…?)
“ボタン”という聞き慣れない単語が出てきたのでチラっと不安になりましたが、ともかく上の歯は左右数箇所ずつアタッチメントが追加されたようでした。
そこで終わりかと思いきや、今度は下の歯。
(あ、下の歯にもアタッチメント付けるんだ…
ってことは下の歯も動かすのかな…)
下の歯はかなり前にパッシブ・アライナーになっており、もう動かすことはないと思っていたのでちょっと意外…。
※一応説明しておきますと、“パッシブ・アライナー”とは、歯を動かさないアライナーのことです。上の歯と下の歯で終了のタイミングが違う場合(がほとんどだと思いますが)、先に移動が終了した方の歯にはパッシブ・アライナーを使い、遅い方の歯の動きを待つことになります。
下の歯にも左右数箇所にアタッチメントを付けていたようでした。
すると、今度はおもむろに歯を削り始めます。
どうやら右上と左下の2箇所(たしか)で歯と歯の間に隙間を作っているようでした。
いわゆる“IPR”ですね。
(え、下の歯もIPRするの…?
じゃあちょっとどころか結構動かすのかな…)
追加したアタッチメントの周辺を磨いたら、新しいマウスピースをはめてみて、ちゃんと装着できることを確認。
はい、じゃあいいですよ~
ふぁい…
これで”アタッチメントの修正など”は終了したようです。
ここで歯科衛生士さんから説明がありました。
これまでと違う点がありますので説明させていただきますね。
はい。
新しいマウスピースには、下の歯に2箇所切れ目が入っています。
へー。
そこにこの小さなゴムをかけていただいて…
(“ゴム”…?!)
上の歯のボタンに引っ掛けてください。
(あ~、“ボタン”ってこのためか!噂に聞く“ゴムかけ”ってやつか!)
ゴムかけ開始
そんなわけで、いきなりゴムかけが開始されることとなりました。
じゃあちょっと練習しましょう。自分でゴムをかけてみてください。
ふぁい…
左は一発で引っ掛けられました。
でも、右は…
下の歯の切れ込みに引っ掛けるのは簡単なのですが、上の歯のボタンが見えにくい位置にあり、しかも右手で引っ掛けようと思うと角度的にやりにくい…。
これは結構難しいぞ…
何度か失敗した後に、なんとかゴムを上下に引っ掛けることができました。
はい。大丈夫ですね。
マウスピースをしている間はできるだけゴムを付けておいてください。
ゴムは多めにお渡ししておきますので、伸びてきたなと思ったら交換してくださいね。
足りなくなったら言ってください。
あと、下のマウスピースの切れ込みが唇に当たって痛いと思うので、痛いときはこのワックスを使ってください。
マウスピースの尖っているところにワックスを塗り付けると、痛みが緩和されると思います。
と言って、ゴムの入った袋と、ワックスの入った容器をもらいました。
あ、左のボタンは銀歯に付けているのでちょっと取れやすいかもしれません。
もし取れたら、そんなにすぐでなくていいから、来れるときに付け直しにきてください。
他の方のブログを見ると「取れたらすぐに来い」という歯科医院もあるようなのですけど、ビザ子のところは「来れるときに」でよいようです。
仕事の都合で急に行けないことの方が多いのでこれは助かります。
この辺は歯科医院によって考え方の違いが出るところですかね。
歯の状態や矯正の進み具合にもよるのかもしれませんが。
今回行った処置
さて、これでやっと“アタッチメントの修正など”の全貌がわかりました。
今回行った処置は、
- アタッチメントの追加
- IPR
- ゴムかけ用のボタンの追加
の3つです。
それにしてもいつも思うんですが、なんで先に説明してくれないんだろう。^^;
特にゴムかけなんて初めてやるものだし、やらないのと比べて格段に不便になるものなので、できれば先に言ってほしかった…。
聞いたからと言って、
わたし、ゴムかけイヤなんで、ゴムかけしない方法に変更してください
なんてことにはならないので結果的には変わらないのですけど、できれば理解してからやりたかったなぁというか、心構えがほしかったなぁというのが正直なところです。
クリンチェックを確認
そして、処置が全てが終わった後にクリンチェック(治療計画のシミュレーションデータ)を見せてくれました。
まず、追加マウスピースの数は全部で11枚。
1週間交換で11週。約2カ月ですね。
そして、歯の動き方を見ていくと、上の歯は元八重歯(右上5番)がもうちょっと引っ込む計画になっているようでした。
この元八重歯はすでにほとんど目立たなくなってはいるのですが、当初計画よりは移動が足りないようで、追加前のマウスピースではこの部分が少し浮いている状態になっていました。
マウスピースだけで動かすのが難しかったのか、今回はIPRで作った隙間を利用して動かしていく模様。
あと、もう動かすことはないと思っていた下の歯は意外と大きく動かすようでした。
下の歯は、まず歯全体を少し後ろに(唇側から舌側へ)引っ込める。
噛み合わせがイマイチなのは、下の歯が少し前に出ているせいのようなのです。
それを引っ込めることで噛み合わせを深くする計画のようでした。
そして、今回始まったゴムかけは下の歯を引っ込めるためのものだそう。
それから、左下の歯はIPRしたところに奥の歯を少し詰めてくる計画のようでした。
ここは特に問題があると思っていなかった部位なので必要性がよくわからないのですが、きっと噛み合わせの問題かな…。
そんなこんなで11枚のマウスピースを使って動かしていくと、最終的に、噛み合わせは深く、今チラホラ見えている噛み合わせの隙間も見えなくなる仕上がりになっていました(シミュレーション上)。
ああ~、こっちの方がいい!
妥協してインビザライン終了しなくてよかった!
と思い、マウスピースを追加する判断をしたことを讃えたい気分になりましたが、この通りに行くかどうかは歯の動き次第。
歯を計画通りに動かすために自分にできることは、装着時間とゴムかけをきっちり守ることだけです。
いろいろ考える前に、まずはこれをしっかり守っていこうと思います!
ビザ子の今日のひとこと
今回の通院では思いがけずゴムかけを開始することになり、新しい情報が多くて情報処理しきれていません。
わかりづらいブログになってしまったかと思いますが、もうちょっと落ち着いたら、ゴムかけについて情報を整理してまとめ直せたらなぁと思っています。
それと、ゴムかけが始まって5日経過し、いろいろ感じたこともありますので、その辺も今後のブログに書きたいと思います。
あ、あとゴムかけの写真も載せておきたい。
う~ん、盛りだくさん。^^;
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タグ : ゴムかけ, プレシジョン・カット, マウスピース追加