インビザライン287日目：「インビザ中の転医」記事にクレームメール

こんにちは。ビザ子です。

先日、下記のエントリーでインビザ中の転医（転院）について書きました。

→インビザライン285日目：インビザ中に引っ越すとどうなるんだろう

これに対し、クレームメール（投稿者様が「クレーム」と仰っていますので同じ表現を使わせていただきます）を頂きましたのでご紹介したいと思います。

クレームメールのご紹介

“お初にメールします。ビザ子さん。時々ビザ子さんのブログを読んでいます。

連日天気が悪いですね。ところで、今日の内容はちょっとどうかと思ってクレームでメールしました。クレームでもぜひ！と数日前書いてあったので送ってもいいですよね。

私のクレームというのは「矯正歯科学会」で「ルールを決めていないのか」というようなお話があって、それについてです。

 

世に言う「学会」というのは、学術を学ぶための会であって、ルールを制定できる権限はありません。ルールを決めるのは厚生労働省であって、歯科医師の許認可権限を握っているからこそルールが実効化されるわけです。

しかし、学会に「綱領」のようなものはもちろんありますが、実質的にルールを決めて歯科医師に守らせるなんてことはできません。

今日のお話は費用負担のお話でした。費用に関しては、もっともセンシティブなところです。そういうルールで縛れないからこそ、自費治療をやっている医院ごとに価格が異なるわけです。言い換えれば、医院ごとに価格が異なるということは、価格こそが医院の自由裁量であり、それをコントロールするというのは無茶です。

だけど、ビザ子さんはすごく頭がいい人だとか、天才だとか言われているので多分その通りなんだと思いますけど笑、あまりビジネスをご存知ないのかなと思ってご連絡しました。

よしんば歯科学会抜きにしても、ビザ子さんすごく理不尽な話ですよ。

 

だって、例えばですよ、ビザ子さんがパン屋をやっていて、１年間パンを食べ放題というチケットを10万円で売っているわけです。その購入者が「仕事で大阪に転勤になった。近くのパン屋さんで使えるようにしろ。あるいは返金しろ」とか言われたらどうします？それを「パンの業界団体でコントロールしろ」って言います？

また、あるいはビザ子さんはディズニーランドをやっていて、年パスを売っていますと。その年パスを買ってくれた人が「大阪勤務になった。返金するかUSJで使えるようにしろ」と言われたらどう思います？

先に「通ってくれること」を前提にその価格で、前払いだから安くやってくれているわけじゃないですか。

例ではそれを価格が異なる他の歯科医師で使えるようにするルールとか、ちょっと世の中の仕組みを知らなすぎるな・・・と。

類する系列歯科グループだったらあるでしょうけど、それ以外は絶対ないです。

 

なんだかすみません、ちょっと厳しい言い方しちゃいましたけど、あの、あくまでビザ子さんの天才に傷がついたらまずいなぁと思ったから送りました。これからも頑張ってください。”

 

 

なるほどなるほど。

ところどころ入る“煽り”に正直ちょっとカチンとは来ましたけれども、仰りたいことは理解できたと思います。

確かに私の書いた内容は患者視点に偏りすぎていたかもしれませんね。

（ただ、もともとそういうブログですのでね…）

 

ルールを決めるのは確かに学会ではなく厚生労働省でしょうね。

そこはご指摘の通りだと思います。

 

学会が決めるとしたら、投稿者様の言うところの「綱領」、または「ガイドライン」の方がしっくりくるでしょうか。

日本矯正歯科学会が全歯科医が絶対に遵守すべき「ルール」を定めることはできなくても、「歯科矯正学の進歩、発展をはかる」ことを目的として謳っているからには、患者に安心・安全な診療を提供し、無用なトラブルを避けるための自助努力として、学会所属の歯科医が道標とすべき「ガイドライン」を定めることはあってもよいし、あってほしいと思うのです。

 

私の希望をもう少し具体的にイメージしてみると、

• 転医元の歯科医は、患者が転医先を見つけるのに協力すること
• 転医元の歯科医は、転医先への必要資料の提供など、転医手続を滞りなく行うこと
• 転医元の歯科医は、適切な費用の精算を行うこと、また治療開始前に精算方法を患者に説明しておくこと（←事前説明大事！）

ぐらいのことがガイドラインに定められていて、悪質な歯科医がいた場合に学会から指導してくれたらいいな、という程度のことなのです。

 

で、転移先の歯科医に対しては、転医元の医院から治療計画を引き継げる分、最初のカウンセリングや型取り、アライン社への修正指示などの手間が省けるわけですから、その分の費用は値引きしてね、っていうのが本音です。

 

ただ、これについては全歯科医が値引きしてくれなくてもよいと思っています。

「うちは転医を引き受ける場合も新規料金です」って医院はあってもいいんです。

逆に、転医を引き受けることで、新規患者ほどでなくても料金が取れることにメリットを感じる医院もあるでしょうから、そういった医院が割安な料金で転医を引き受けてくれればよいのです。

そこは自由競争でいいんじゃないかなと。

 

個人的にはこんな風に思うわけなのです。

 

前回の日記では自分のイメージが明確でなかったので曖昧な書き方になってしまいましたが、投稿者様のおかげで具体的にイメージすることができたので、その点は感謝です。

 

で、投稿者様にメールで返信しようと思いつつ、

と頭を悩ませていたところ、ヨシキから

と連絡が。

ちょうどいいのでヨシキに相談してみることにしました。

 

 

「お」

「れ」

「わ」

「よ」

「し」

「き」

「だ」

「よ」

「だ」

「ま」

「さ」

「れ」

「る」

「な」

 

 

というわけで、初のクレームメールはなんとヨシキのイタズラでした！

なんと人騒がせな！💢

私の時間を返せ！💢💢

…と思ったら、ヨシキはこのイタズラをするためにビザ子以上に時間をかけたようで…

 

ビザ子の今日のひとこと

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