こんにちは。ビザ子です。

今日も更新が遅くなってしまいました。

日本シリーズをテレビで観ながら書こうと思っていたのですが、思いの外緊迫した試合展開で、観ながら書くことができず…

しかも、4時間以上の長い試合となり(延長もないのに…)、試合終了したのは夜10時を過ぎてまして、それから明日の仕事の支度をしたりしてから書き始めたので、この時間になってしまいました(^_^;)

インビザ中の転医についてこれまでの記事

さて、今日は「インビザ中の転医」シリーズの続きです。

これまでの記事はこちら。

 

直近の290日目の日記では、インビザ中に転医する場合の手続や料金(←転医先の)について書きました。

手続はそんなに複雑じゃないこと、料金は医院によって様々(安いところだと15万円ぐらいからやってくれそう)であることがわかりました。

 

 

ビザ子ビザ子

それじゃあ、転医元の医院に支払ったお金はどうなるの?

戻ってこないの?

そこ、気になりますよね。

転医元の医院にはその医院で治療を最後まで行う前提で既にお金を払っていて、途中で終了するわけですから、いくらかでも返ってこないのかな、返ってきたらいいなって思うのは自然なことだと思います。

今日は転医元の医院からの返金について調べてみました。

 

転医元の医院からの返金はあるのか

治療途中で転医した場合、転医元の医院からの返金ってあるのでしょうか。

 

残念ですが、おそらく多くの医院では返金はしていないと思います

 

ネットで調べてみたんですが、多くの歯科医院は、ウェブサイトに返金についての情報がありませんでした。

ま、おそらく返金はしていないんでしょう。

実際のところは問い合わせてみないとわかりませんけど、返金しないことをウェブサイトにわざわざ載せる医院はないでしょうから、おそらく何も載せていない医院は返金しないと考えてよいんじゃないでしょうか。

医院にとっては返金するメリットって基本的にはないですしね。

 

一方で、ごく一部の医院ですが、ウェブサイトに返金ポリシーを掲載している医院もありました。

ビザ子が見つけたものをいくつかご紹介させていただきます。

事例1

当院で治療中に転院になった場合の費用

初診時に転居の可能性があるかは、問診票に必ず記載していただく事にしておりますが、それでも急な転居というのはあります。この場合に問題になるのは、費用の清算と転院先クリニックの紹介になります。日本矯正歯科学会は、基本料を治療進度に従って返金する事が望ましいと推奨しております。

当院も治療期間を計算の上、ご返金しております。未払い治療費がない事が前提になります。また、既に保定といってメンテナンスに入っている方は対象外になります。基本装置装着費を差し引いた額を進行月で均等割します。

<計算方法例>
準備矯正の場合 380,000 – 50,000 x (治療期間 / 24か月)
本格矯正の場合 780,000 – 100,000 x (治療期間 / 24か月)
見えない矯正の場合 900,0000 – 150,000 x (治療期間 / 24か月)
※消費税は別途計算します。

次に転居先の紹介についてですが、主要都市であればご紹介いたします。ですが、多くの場合は居住地は郊外になり、お近くの矯正歯科専門医院をご自身で探していただき、治療を継続していただく事になります。やはり、通院まで距離があると時間制約があり、治療も中々上手くはいかないからです。ですから治療がもうあと2、3回と終盤の場合、転居よりそのまま転居先から通院の方をお勧めします。

もちろん転院資料については無料でご用意させていただきます。

(引用元:まきの歯列矯正クリニック

インビザラインは「見えない矯正の場合」に該当すると思われます。

この「計算方法例」に基づき計算すると、

  • 治療開始後1カ月で転医した場合→ 900,000 – 6,250 = 893,750
  • 治療開始後23カ月で転医した場合→ 900,000 – 143,750 = 756,250

 

ビザ子ビザ子

ええっっっ!

こんなに返金されるの???

 

なんかこれ、計算式間違ってるんじゃないでしょうか…

いくらなんでもこんなに返金されるなんておかしいですよね…

もし本当にこの通りに返金してくれるんだとしたら、かなり良心的な医院なんだと思いますが…

 

もしもですよ、こちらの医院で1カ月だけ治療して他院に転医したとします。

最初90万円支払いますが、89万円以上返金されます。

患者の実質的な負担額は6千円ちょっとですが、計算を簡単にするためにとりあえず1万円としましょう。

そして、転移先は先日の日記でご紹介した15万円で引き受けてくれる医院にしたとします。

すると、1万円+15万円の合計16万円でインビザラインができることに?!

 

いや、ないない!

そんなわけないですよね。

やっぱり計算式が間違ってると思います。

ま、計算式の正否はともかく、このように返金ポリシーを明確にしてくれる医院だと、転勤などで転医の心配がある人も安心してインビザラインを始められますね。

ヨシキ追記(2017/10/30)

BF

こんにちは。

算数が得意だったヨシキです。

見えない矯正の場合 900,0000 – 150,000 x (治療期間 / 24か月)

と書いてありますけど、まず、0が一つ多いですよね。ビザ子が間違ったのかなと思って確認。

引用元の本体の記事を見ても900,0000と書かれていますね。ビザ子も気づかなかったのでしょうか。

まあ、900,000円の間違いでしょう。

そして、「基本装置装着費を差し引いた額を進行月で均等割」と書いてありますので、ここでは15万円が基本装置装着費でしょうから、計算式は

見えない矯正の場合 900,000 – 150,000 x (治療期間 / 24か月)

ではなくて

見えない矯正の場合 (900,000 – 150,000) x (治療期間 / 24か月)

か、費用総額でしょうね。そのほか上の二つの式も同様ですね。
このままだと患者さんにご迷惑がかかるでしょうから、ヨシキから上記歯科医院にお伝えしてこうと思います。

事例2

転勤が多い方向けのサポート制度

当クリニックでは、転居などのやむをえない理由により、本格矯正治療を中断せざるをえない場合には、治療の進行状況に応じて返金(清算)を致しております。返金された費用は転医先での治療費にあてていただくことができます。矯正治療をしたいけれど、『転勤族だから矯正は無理だな』など、時間的な理由で矯正治療を諦めている方はぜひご活用ください。

治療期間に対する返金のめやす

矯正治療の進捗状況 矯正の総費用に対する返金の割合
治療期間の1/2に満たない場合 50%
治療期間の1/2~3/4の場合 50%~25%

(引用元:りょう矯正歯科クリニック

ちなみにこちらの医院のインビザラインの料金は100万円だそうなので、治療期間の1/2を経過する前に転医する場合は50万円、1/2~3/4で転医する場合は50~25万円が返金される計算になります。

わりとリーズナブルな設定かと思います。

 

仮にこちらの医院で100万円を支払って治療を開始し、転医時に50万円の返金を受けると、患者の実質的な負担額は50万円

これまた先日の日記でご紹介した転医の引き受けを格安でやってくれる医院にお願いした場合、転移先の費用は15万円

すると、50万円+15万円の合計65万円でインビザラインができることに

 

さっきほどではないですけど、やっぱり安いですね。

転医元の医院の価格設定は妥当だと思うんですけど、転移先の医院が異常に安いんだな(笑)

ビザ子の今日のまとめ

ビザ子ビザ子

転医時に返金することを明言している医院は多くはありませんが、探せばあることがわかりました。

返金の有無だけで医院を決めることはないですけど、どこまで患者目線に立った治療をしてくれるかという医院の姿勢を測るのに参考になりそうです。

 

ちなみに、事例1の引用の中で「日本矯正歯科学会は、基本料を治療進度に従って返金する事が望ましいと推奨しております。」と書かれていたのが気になった方がいらっしゃるかもしれません。

そうなんです。どうやら日本矯正歯科学会では返金を推奨しているようなのです。

この辺のことはまた後日~!

関連記事


いつも下記2つのブログランキングにクリックをいただき、ありがとうございます!

ビザ子「ブログランキング」参加中!
にほんブログ村 美容ブログ 歯列矯正へ
にほんブログ村 歯科矯正ランキングを見る

歯列矯正 人気ブログランキングを見る