こんにちは。ビザ子です。
先日、医療費控除の還付申告をしていましたが、昨日、還付通知が届きましたっ!
今日はそのことについて書きたいと思います。
還付通知が届いたよ
昨日帰宅すると、税務署からハガキが届いてました。
目隠し用のシールを剥がすと、還付金の詳細が記載されていました。
こんな感じ。
「手続開始年月日」ってのが振込予定日ですかね。4月4日と書かれてます。
「支払金額」が実際に戻ってくる金額(還付金額)で、83,375円となってます。申告通りの金額でした。
結構な額になりましたね~。
ビザ子の場合、矯正費用が756,000円。他にも医療費がそれなりに。それから、ここぞとばかりにふるさと納税もたっぷりしておいた結果、たんまり戻ってきました♪
還付申告書を提出してから還付されるまでの期間ですが、提出が2月26日、振込予定日が4月4日なので、5週間ちょっとってとこですか。
税務署の窓口の人からは「還付金の振込はだいたい6週間後」と言われていたので、それよりはちょっと早めです。
なかなかスムーズですね。やるじゃんっ、税務署っ!!
矯正費用は一括払いがお得?
所得税控除の観点から考えると、矯正費用は分割払いするよりも一括払いするほうがお得と思われます。(より厳密には、複数年に分けて支払うよりも、同じ年に全額支払うほうがお得、ということ。)
例えば、ある会社員が総額100万円の矯正治療を行なったとしましょう。
ここで、この人の給与所得額は200万円(年収にすると311万6000円程度)で、保険等による補填がないものとします。
矯正費用100万円を一括払いした場合と、2年間で50万円ずつの分割払いにした場合を比較してみます。
一括払いの場合
以前の日記でご説明したように、医療費控除の対象額は医療費-10万円で計算しますので、
医療費控除の対象額:100万円-10万円=90万円
となります。
所得税からの控除額は控除対象額✕所得税率(給与所得額200万円の人は10%)で計算しますので、
所得税からの控除額:90万円✕10%=9万円
ですね。
分割払いの場合
分割払いの場合はこのような計算になります。
1年目
医療費控除の対象額:50万円-10万円=40万円
所得税からの控除額:40万円✕10%=4万円
2年目
医療費控除の対象額:50万円-10万円=40万円
所得税からの控除額:40万円✕10%=4万円
1年目と2年目の合算
所得税からの控除額:4万円+4万円=8万円
結論
一括払いの場合は9万円、分割払いの場合は8万円となりますので、一括払いのほうがより多くの控除が受けられる=お得ということになります。
※注:なお、実際に税務署から振り込まれる額(還付金額)は、源泉徴収により支払った所得税額と、医療費控除を踏まえて計算し直した所得税額との差額となります。上記控除額がまるまる振り込まれるわけではありませんので、念のため。
↑なんか色々なサイトを見ていると、上記控除額を「還付金」や「実際に手元に戻ってくる額」と書いているものが多かったのですけど、ビザ子の理解で合ってますよねっ??
ちなみに、上記でいう分割払いというのは、医療機関への支払いが分割となる場合の話です。
クレジットカードの分割払いやデンタルローンを利用する場合、患者からカード会社やローン会社への支払いは分割払いとなりますが、カード会社やローン会社から医療機関への支払いは一括となることから、医療費控除の計算上は一括払いの扱いとなります。
この点は国税庁のHPにも明確に記載されていました。
3 歯の治療費を歯科ローンやクレジットにより支払う場合
歯科ローンは、患者が支払うべき治療費を信販会社が立替払をして、その立替分を患者が分割で信販会社に返済していくものです。したがって、信販会社が立替払をした金額は、その患者のその立替払をした年(歯科ローン契約が成立した時)の医療費控除の対象になります。
というわけなので、同じ分割払いでも、クレジットカードの分割払いやデンタルローンを利用すると、一括払いと同様の控除を受けることができます。
ただし、クレジットカードの分割払いやデンタルローンの場合、手数料や金利が発生することがほとんどです。この手数料や金利の額が控除額を上回る場合は、必ずしもお得とはなりませんのでご注意ください。
そう考えると、現金やクレジットカードでの一括払いが最強!という感じもします(クレジットカードならポイントも付きますしね)。
が、医療機関の廃業により治療が継続できなくなった場合に「支払い済みの医療費がどうなるのか?」、「追加支払いなしで他の医療機関で治療を継続してもらえるのか?」といった心配もありますので、よく考えて判断する必要がありますね。
この辺、もう少し調べてみたいところです…!
ちなみに、ビザ子は医院を信じてクレジットカードの一括払いにしました。
ポイントがたんまり付いたし、医療費控除がガッツリ受けられたのは良かったのですけど、後でちょっぴり厄介なことになりました(単にビザ子が無知だったのですが…)。
これについては明日の日記に書こうと思います!
医療費控除関係の過去の日記まとめ
→インビザライン42日目:確定申告(医療費控除)してみる~下調べ編
→インビザライン47日目:確定申告(医療費控除)してみる~書類作成編
→インビザライン49日目:確定申告(医療費控除)してみる~提出編
ビザ子の今日のひとりごと
税金や医療費控除、奥が深いですね…。
いろいろ調べながら書いていますが、まだしっかり理解できていません。^^;
ちゃんと調べたいなぁと思いつつ、来年以降はしばらく医療費控除をしないと思うので、どうしたものかなぁと。
ま、時間を見つけて調べてみようと思います!
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